アパレル業界でマーチャンダイザー業務の経験をつむ

マーチャンダイザーに求められる能力

マーチャンダイザー(MD)は、総合的な商品計画の実行・管理を行います。

 

商品開発にあたっては、まず市場調査や売り上げ動向のチェックを行ないますので、情報収集力が必要です。また収集したデータを分析して市場動向や消費者のニーズを正確に把握し、商品化に繋げていくため、情報の分析力や判断力に加えマーケティング能力や幅広い専門知識も求められます。

 

マーチャンダイザーは新しいトレンドを発信していきますので、流行に敏感であることやその感性が大切です。ターゲットとなる購買層のニーズを知るためにも、常に色々な方面にアンテナを張って市場の動きに気を配る必要があります。

 

また、調査や商品開発など様々な場面で人とのやり取りが発生しますので、折衝能力や営業テクニック、交渉力が必要になってきます。企画立案やプレゼンテーション能力、積極的な行動力もマーチャンダイザーには不可欠なものです。

 

このようにマーチャンダイザーには幅広い能力が求められる上、業務範囲が広く責任も重くなりますが、だからこそ達成感の大きい仕事だといえるでしょう。

 

もちろん、最初からこのような能力を身につけ業務をこなすことは難しいため、徐々にスキルを身につけていくことになります。基本的なパソコン操作は必須ですが、マーチャンダイザーには特に資格は必要なく、未経験者でも応募が可能です。興味を持っている人ややる気のある人は、是非トライしてみましょう。