アパレル業界でマーチャンダイザー業務の経験をつむ

マーチャンダイザーとして働く

未経験者がマーチャンダイザー(MD)業務に就く場合、いきなり仕事を任されることはありませんので安心しましょう。まず入社後に一定期間の研修が行なわれ、この期間に担当部署の先輩スタッフから会社や業務についての細かい説明を受け、実務に触れていく流れになります。

 

研修では、マーチャンダイザーに必要な専門知識や商品知識、マーケティングの知識、商品の受注管理業務等を身につけていきます。未経験者に必要とされる基礎的なノウハウは、この入社後研修でカバーできるといえるでしょう。先輩社員が専用担当者としてサポートしてくれますので、この時期に分からないことや疑問点は恥ずかしがらずに何でも質問することが、一日も早く業務に慣れるコツです。尚、この期間にどれだけのスキルがあるかを見て、研修後の仕事が割り当てられます。

 

徐々に仕事に慣れてスキルも身についてくると、業務がスムーズに流れるようになり、任される仕事も多くなります。そうなってくると、社内の人からの評価も貰えるようになりますので、達成感を感じるようになります。商品の企画から販売促進活動に加え、生産管理やマーケティング、時にはバイヤーの仕事まで含まれるマーチャンダイザーの業務は、非常に多岐に渡っていますが、自分の担当の仕事が増えるにつれ、遣り甲斐も大きくなっていくのです。